高知市で不登校担当教員として活躍された先生とブリーフミーティングとの出会い、そして不登校支援への想い

コラム  「誰一人、見捨てない」 ~すべての子どもに学びの場を~
 
 「すべての子どもたちの学びを保証する」前任校で取り組んだ教師として一番重きをおくべきことだと思います。
 研究指定を受けてから、自分にとってこのことがさらに深まり、先生方と共有できた良い期間になりました。
 不登校生徒への支援は、なかなか結果の出ない長期的な取組になることが多く、支援会においても答えの出ない会になることが多いと感じていました。
 何とかこの会をさらに充実させ、具体的な支援策が提案できる会にならないかと思っていると、当時教頭先生として勤務されていた吉本先生が提案した「ブリーフミーティング」が解決策となりました。
 この会議は「誰が」「いつから」「どのようなことを」「いつまでするのか」が明確になり、その結果どのような変化が起きたか、起きなかったのか、次どうするのかが短時間で行えるものです。
 この「ブリーフミーティング」を活用するようになり、不登校支援だけではなく、生徒指導でも活用することができ、担任や学年からは大好評でした。この会を通じて思ったことは、不登校支援はとにかく「動きを止めない」ことだと分かりました。どのような形であれ、教師側がアプローチを続けること。そして、どんな形でも登校できたことに対して、「よく来てくれたね」と言える組織を作ることが不登校支援の根幹であると感じました。
 現在は、立場は全く違うが、「動きを止めないこと」というのは活きています。 今後、現場に戻ったら、指定を受けて学ばせてもらったことを存分に活かし、「誰一人見捨てない」すべての生徒に学びの場を提供できるように努めていきたいと思います。
 最後に、この指定を受けるにあたり、支えてくださった、全ての先生方に感謝し、今後も「誰一人見捨てない」という観点での取り組みが行われることを祈っています。

「ブリーフミーティング」が紹介されました!!

高知市教育委員会 教育研究所 からブリーフミーティングを紹介するリーフレットが発行されました。   

高知市教育委員会の許可をいただいて掲載しています。とてもよくまとまっています。みなさんご覧ください。

「子どもの言葉で問いを創る授業」実践者のための交流の場を作りました!!

実験的に、「子どもの言葉で問いを創る授業」を実践されている先生たちのための交流の場を作りました。

「子どもの言葉で問いを創る授業」を実践されている先生、これからやってみよう!と思われている先生、よくわからないけど、興味があるという先生が互いに情報を発信したり質問したり答えたりするための交流の場です。互いに学び合う場として活用してください。

上の図のように、HPトップ画面の上にForumの入り口があります。ここからForumに入ってください。最初はメンバー登録が必要です。

ブリーフミーティング入門講座 参加された皆様の声

○今回の研修について、ご意見や感想をお聞かせください。

・変化を起こすきっかけを見つけることができた。
・学校で広めて、みんなでやってみたいと思いました。
・学校が凝り固まっているので、解決思考を広めたいと思いました。
・2時間という時間設定がありがたいです。休日に日常の疲れを取りつつ、研修会にも参加できます。是非学校の研修   会に来ていただけるよう、管理職にお願いしてみたいと考えています。
とても分かりやすく、いい経験をさせていただきました。本も読みましたが、実際に経験するのが良いと思いました。別校種の先生たちの悩みも分かり、有意義でした。
体験できてよかったです。
・みんなで考える前向きな会議なので、やっていて重くならないなと思いました。
・これは学校だけでなく、人が集まり、問題があるところであれば、どこでも活用できると思いました。
・大学生としての参加だったのですが、現場の先生の悩みや経験を聞くことができたため、非常に貴重な研修会になりました。今後、自分自身が教師になった時に使っていきたいと感じました。

○今後どのような研修会を受けてみたいですか。

・問いを創る授業
・理論的な部分をもっと知りたいと思いました。
・ブリーフミーティングでの様々なケース会議に参加したいです。
・タイミングの詩に興味をもちました。
・ブリーフミーティングの演習
・取り敢えず、顧客ロイヤルティ研究会で使ってみたいです。
・実践を交えたものや、講義形式など、あらゆる形態の研修会を受けてみたいと思いました。

ブリーフミーティング入門講座 開催

 みなさん、こんにちは。9月になり学校が始まって子ども達も生活のペースを取り戻して来た頃でしょうか。9月から12月にかけては、文化祭や合唱祭など行事があり、先生方も忙しい日々を送られていることと思います。そんな中ですが、ブリーフミーティング入門講座を下記の要領で開催いたします。ブリーフミーティングを身につけて、子どもの支援会議や事例検討会に役立ててみませんか。

 ブリーフミーティングは、その名の通り、ブリーフセラピーの考え方に基づく汎用型の会議方法です。物事の原因にこだわらず、解決像に焦点をおき、膠着した状況に、小さな変化を起こすための方策を30分で見出せる会議方法です。ブリーフミーティングは、教育現場の課題を解決するために開発してきましたが、療、福祉、幼児教育、一般企業など、どのような職種でも活用することができます。また、子どもたちの話し合いに使うこともできます。ぜひ、ご参加ください。

ブリーフミーティングの良いところは、学校全体でこれを取り入れることで、先生方の考え方が解決志向や未来志向に変わってくることです。会議を進める上だけでなく、日々の子ども達の指導や物事の対処方法も解決志向となり、学校に変化が生まれます。ぜひ、私たちと一緒に学びましょう。

1 日 時 2022年10月22日(土)14:00〜16:00

2 場 所 日本出版クラブ   〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-32

神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線) A5 出口より徒歩2分 

3 参加費(会場費、資料代として)3,000円 (学生1,000円)

4 定員 24名 

5 内容

 ① ブリーフミーティングの基礎理論

 ② ブリーフミーデングのモデル

  参加者から出していただいた事例をもとに、講師がブリーフミーティングを行います。

 ③ ブリーフミーティングのワーク(ブリーフミーティングを体験します)

6 事例提供について

 モデルの提示、ワークでは、参加者の方から出していただいた事例を用いて行います。モデルの提示やワークで扱う事例は、対象の個人情報を伏せてブリーフミーティングを行います。

 参加される方で事例提供が可能な方は、ぜひご協力ください。その際、事例に関する資料の事前準備は不要です。資料は、準備しないようにお願いします。当日、口頭で事例の内容を紹介していただきます。

7 お申し込みについて

終了しました。

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書籍は当日、著者割引でお求めいただくことができます

8月10日実施、夏の一日研修会 参加者の声             Web上シェアリング

研修会に参加されたみなさんの感想です。

今回の研修についてこご感想をお聞かせください。

本日はありがとうございました。
講義から実践演習までの幅広い研修内容があり、また他の先生方や学生の方と交流する機会もあり大変勉強になりました。
自身の授業でも問いをつくる授業を取り入れていきたいと思います。
研修、途中からの参加となり、申し訳ありませんでした。
問いを創る授業の実践を発表させていただきましたが、小学校色の強い内容だったため、参加されている方々の参考となるものであったかと心配しております。
全国各地で実践されている方々がいるということを知るだけで、普段の問いを創る授業のモチベーションが高まります。
このような機会を与えていただきありがとうございました。
本校は東京都の人権教育推進校2年目にいながら、そもそも人権は何なのか?PBS部会があるが、PBSって何なのか?何をすればいいのかがわからない教員がほとんどである。今回の研修で具体的に何をしていくかの未来像が見えた。生徒がよりよい学校生活を送り、学校の組織で生徒を認める指導、そのための共通理解をこれから考えるきっかけとなった。
本日は、ありがとうございました。PBSは、やりたいと思いながらも、学校全体でやるためには、どの時間でどういう立場や口実で、などを考えると二の足を踏んでいましたが、今年度後期から生徒会が代替わりとなり、私が担当なので、できるかなぁと構想しました。夏休みに準備ができたら、やろうと思います。
3つの内容を扱ったので盛りだくさんであったが、現場で生かせる内容があった。ブリーフミーティングについては、勇気を出して自身の事例を発表すれば良かった。現場で実践してみたい。認める指導については、つい反射的に怒ってしまうが、それでは解決しない。生徒が一般化、概念化できること、教員同士の足並みを揃える必要性を感じた。また、問題行動の聞き取りシートは活用してみたい。問いを創る授業では、問いを創るわくわく感や生徒が授業に参加できる可能性を感じた。商業のマーケティングの授業などで実践して、事例を報告できればと思う。
また小学校について、取り組みを聞くことが普段ないので取り組んでいることを聞けて、新鮮であった。
勤務校では人尊校2年目の研究内容にPBSの取り組みにも挑戦したいと考えております。石黒先生に教えていただいたことを本校の取り組みに活かしていきたいと思います。また、ブリーフミーティングや問いを創る授業も、即現場で活かせる内容で、大変参考になりました。参加させていただきありがとうございました。
いろいろ勉強になりました。ブリーフミーティングは今後の仕事場にも役に立つと思います。
教員生活でいろいろな研究に出会ってきましたが、骨格となる考え方に出会えた気がします。
今までやって来たことは勘の部分が多く迷いもありました。先生方の言語化する力で自分の考えが整理させより洗練されました。
研修会、ありがとうございました。また、問いを創る授業の事例発表をさせていただきましてありがとうございました。
1日研修でしたが、あっという間に1日が終了した感じです。この歳になっても、学ぶことの多い研修でした。
ブリーフミーティングは、出版本を購入して読んではいましたが、やはり実際に演習をやるのと、ただ本を読んだだけでは、スキル度が違います。模擬で実際にやることで自分のスキルもあがりますし、それを仲間にも伝えることができます。自分の改善点も分かります。本校でも、2学期から特別支援校内委員会で実践して行きます。今回の演習を通してそういう思いになりました。
問いを創る授業は、もう少し時間があるといいなと思いました。これだけで1日研修できる内容なので仕方がないとは思います。県外問わず、いろいろな実践報告があると、それを見てまた燃えますね。〇〇方式や〇〇モデル等を独自に開発していこうと気合が入ります。刺激し合うことはとても良いことだと思います。
3人先生方がご教授いただきましたとてと分かりやすい内容やプレゼンはこれからのバイブルとなるものです。いただいた冊子を読み返して、これからに活かしてまいります。
次回の研修会にもぜひ、参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。
先生方の考え方を共有できてとても勉強になりました。
大変勉強になりました。時間が無い中でも、演習を取り入れていただけるのはとても助かります。
認める指導は全校で取り組み全教員が意思徹底をもって初めて効果が得られると考えます。現勤務校では年度の始めに認める指導の確認、学期ごとの反省で振り返りを行い、かなり全校体制で取り組んでいると思いますが、それでも「前の担任はもっと注意してくれた」「前の先生はもっと厳しく指導していた」という同僚教員からの声が一番堪えます。問を創る授業は実践例もあり理解しやすかったものの、教科授業における不思議のタネの例集が欲しいと思ったのと、タネに対してどのような問いが具体的に出たのかという例もあるとより理解が深まったと思います。
ブリーフミーティング、スクールワイドPBS、問いをつくる授業と学びたかったものを全て聞けたのでとても充実した時間となりました。

今後どのような研修会を受けたいですか?

問いを創る授業について、小グループで話し合う形態の研修があると良いと感じました。
ソーシャルスキルトレーニング
まずは本を買って、さらに理解を深めたいと思います。
しかし、この根本的な基礎理論は何度も聞かないと身に付けられない、実行に移せないと思っています。
なので、今回のような基礎的な部分や授業実践の研究会をどんどん開いて頂けたらと思います。
ズームでも何でも構わないので是非参加させてほしいです。
ブリーフミーティングに特化した演習をさまざまなパターン別で行ってほしいです。その後に、質問コーナーを充実させて、疑問点や流し方等の説明をしてもらいたいです。個人的にはソースの見つけ方を学びたいです。問いを創る授業は、うちでも実際にやって効果がありましたが、参加者に児童、生徒役になってもらって模擬授業をやっていく研修もいいと思います。題材は実際に実践して上手にすすめられたもの、逆に上手くいかなかったものをそれぞれ行うことで、成功、失敗の理由を理解してもらうことに繋がると思います。
今回、他県でありながら2度も呼んでいただき、本当にありがとうございました。次の機会があれば、ぜひ参加したいと思いました。今回学んだことを、しっかりと名古屋市や勤務校に還元していきたいと思います。
今回のように、体験の多い研修をまた受けたいです。問いをつくる授業も、授業づくりを体験できたらと思います。
認める指導について、継続して学び実践していきたいです。

ブリーフミーティングの本が出ます!

皆様、お待たせしました。ようやくブリーフミーティングの新しい本が出ます。ぜひ、ご活用下さい

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/https://www.amazon.co.jp/dp/4761928654/ref=sr_1_6?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2E1STI1TG1H5X&keywords=%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0&qid=1658361613&sprefix=%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%2Caps%2C158&sr=8-6

夏の一日研修会 募集は終了いたしました。

みなさん、こんにちは。TILA教育研究所です。長い間、新型コロナウィルスの影響で、研修会を実施することができずにいました。最近では、少し状況が緩和してきたこともあり、今年の夏は思い切って研修会の実施に踏み切りました。しかし、まだ油断はできませんので、マスクの着用、手指の消毒、換気や距離の確保など、感染予防に十分努めながら実施いたします。みなさん、ぜひご参加ください。 代表 石黒康夫

 

実施概要

日 時 2022年 8月10日(水)10:20〜18:00(10時受付開始)
場 所 立正大学 1311教室
対 象 教員・教育委員会・大学院生・大学生
定 員 50名 感染症対策のため、部屋の定員の半分にいたします。
内 容
○ブリーフミーティング
○子どもの良さを認める指導
○子どもの言葉で問いを創る授業
(事例報告会)
参加費 5000円(資料代及び運営費として)
      大学生・大学院生は無料

詳しい時程

10:00 受付開始
10:20 開会
  ・主催者挨拶
  ・研修にあたってのお願い
  ・研修内容の説明
10:30 第一部 ブリーフミーティング(BM)
  ・講義 講師:吉本恭子
  ・デモンストレーション
  ・演習 グループでBMを実習します。
12:00 休憩 昼食は各自お取りください
13:30 第二部 子どもの良さを認める指導
  ・講義 講師 石黒康夫
  ・演習 グループで認める指導の場面や方法を検討します。
15:30 休憩
15:45 第三部 子どもの言葉で問いを創る授業
  ・講義 講師 鹿嶋真弓 
  ・実践報告 1人 30分(報告20分 フィードバック10分)

※実践報告の発表をする、しないに関わらず、実践例がある方は、別紙報告用紙(HPよりダウンロードしてください。)にご自身の実践例を記入の上、PDFにしたものを、研修会の10日前までにTILA教育研究所当てにメールでご提出ください。当日、印刷して参加者に配布したいと思います。

17:45 閉会
 受講証明書を発行いたします。
18:00 解散

事例発表について

事例発表につきましては、応募いただいた事例の中から、学校種・教科のバランスをみて決めさせていただきます。発表していただく方には、改めてご連絡を差し上げます。20分程度のバワーポイントを用いて発表をお願いします。

実践報告書について

問いを創る授業の実践事例をお持ちの方は、下のリンクから「実践報告書」をダウンロードしてご記入の上、8月1日までに、PDFにしてTILA教育研究所宛にメールでご提出ください。集まった報告書は印刷して研修会に参加された方に配布いたします。

提出先 TILA教育研究所 メール info@tila.main.jp

懇親会中止のお知らせ

研修会終了後に懇親会を予定しておりましたが、最近の新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、お申し込みいただいた皆様には申し訳ございませんが、懇親会は中止とさせていただきます。

問いを創る授業 実践例のご紹介

『子どもの言葉で問いを創る授業 小学校編』にご執筆いただいた、三重県いなべ市立阿下喜小学校の髙木先生から最新の実践報告がありましたので、皆様にご紹介します。

以下、高木先生より。

四年生国語の『一つの花』という教材で、自分なりの問いを創る授業をしてみました。
不思議のタネは、この教材の冒頭の一文を選びました。

今は問いの授業もさらにレベルアップしているかと思いますが、情報共有とアドバイスをいただけたらと思い報告させていただきました。
今後は、創って絞った問いを子どもたちとスッキリさせていきたいと考えています。乱筆な板書と子どものワークシート(読みづらくてすみません💦)を送付させていただきます。

東京新聞に紹介されました。

東京都港区立本村小学校では、港区教育委員会の研究指定を受けて、3年間「子どもの良さを認める指導」と「子どもの言葉で問いを創る授業」の2つを学校全体で取り入れ、実践研究に取り組んできました。昨年の11月19日には、3年間の取り組みの成果を研究発表会で発表しました。その取り組みの一部が今回、東京新聞に紹介されました。以下に記事のリンクを貼りますのでご覧ください。

東京新聞の公式サイトのNIEコーナーに掲示されています。以下のリンクから、登録不要、完全無料でどなたでも読めます。 https://www.tokyo-np.co.jp/f/nie