TILA教育研究所 夏の一日研修会 予告

日  時 8月10日(水)10:00〜17:00
場  所 立正大学
研修内容 「ブリーフミーティング」、「子どもの良さを認める指導」
      及び「子どもの言葉で問いを創る授業」実践報告会
     🔴「子どもの言葉で問いを創る授業」の実践報告を募集します。 

参加資格 教師、教育委員会関係者、教職を目指す大学生、大学院生、教職大学院生

研修会次第
 開 会
 1 ブリーフミーティング  講義と演習
 休憩
 2 「子どもの良さを認める指導」講義
 昼休み
 3 「子どもの良さを認める指導」グループワーク
  ・「認める指導」を行う場合、どのように行うかをグループ協議します。
 休憩
 4 「子どもの言葉で問いを創る授業」報告会
  ・3名の方の実践報告を予定しています。(報告20分+質疑10分)
 閉会

※参加されるにあたって…
◯事前に『ブリーフミーティング』、『子どもの言葉で問いを創る授業(小学校編)』 または 『子どもの言葉で問いを創る授業(中学校編)』をお読みください。

※「子どもの言葉で問いを創る授業」の実践報告を募集します。(3名)
 ◯応募方法は、後日、このHPでお知らせします。
    ◯応募された方の中から校種や教科のバランスを見て選ばせていただきます。
※お申し込みの方法、参加費、実践報告の応募方法につきましては、あらためて後日、このHPでお知らせいたします。

問いを創る授業と子どもの良さを認める指導(スクールワイドPBS)の研究発表があります。

東京都港区立本村小学校では、港区の研究指定をうけて、問いを創る授業と子どもの良さを認める指導(スクールワイドPBS)の研究を3年間続けて来ました。今年11月19日(金)にその研究発表会が行われます。「問いを創る授業」と「子どもの良さを認める指導(スクールワイドPBS)」の両方を一度に導入する研究は他に例がありません。記念公演は、鹿嶋、石黒の二人が一緒に担当いたします。以下に研究発表会の一次案内を掲載します。みなさんぜひご参加ください。

「子どもの言葉で問いを創る授業」が桜美林大学の教員免許状更新講習に採用されました。

皆さん
こんにちは
新型コロナウイルスの対応で、学校では日々ご苦労をされていることと存じます。
この度、「子どもの言葉で問いを創る授業」が桜美林大学の教員免許状更新講習に採用されました。

教員免許状更新講習の【選択領域】にあります。
講座名は「主体的・対話的で深い学びのための授業改善」です。
8本の動画からなっています。
内容は以下の通りです。
基礎理論 1コマ
小学校での実践例 2コマ
小学校の特別支援学級での実践例 1コマ
中学校での実践例 2コマ
不思議のタネの創り方 1コマ
学校で導入する際の方法 1コマ

■ 講習の概要
 子どもが自ら問いを創り、それを整理し解決しようとする態度や技能を育てるための主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)の授業方法の工夫を紹介したもの。ここで紹介する授業方法とは、校種・教科・領域を問わず実施することが可能で、幼稚園から大学生まで幅広く活用できる授業方法である。本講座では、「子どもの言葉で問いを創る授業」の基礎的な理論と小学校2事例、中学校2事例、特別支援学級1事例、学校全体で推進するための工夫などを紹介している。

■ 領域、時間
選択領域、6時間

■ 受講対象
対象学校種  : 幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校
対象免許種  : 教諭、養護教諭、栄養教諭

■ 担当講師
石黒 康夫(資格・教職センター教授)
鹿嶋 真弓(立正大学 心理学部臨床心理学科 心理学部研究室 特任教授)
山村 登洋(港区立本村小学校 校長)
片山 慎吾(港区立本村小学校 主幹教諭)

ダイジェスト動画も在ります。

今年度、教員免許状の更新を迎える方は是非ご活用下さい。

『問いを創る授業』の続編が出版されました。

みなさま。こんにちは。この度、学事出版様より、『子どもの言葉で問いを創る授業 小学校編』が出版されます。

事例の提供やご執筆いただいたみなさま、ご協力ありがとうござました。

この本は、前回、図書文化社様より出版させていただいた『問いを創る授業』の続編です。前回の出版以降に新たに加わった理論や実践が満載です。今回は小学校編です。掲載している事例は全て新しいものです。事例の他、すぐにコピーして使える資料も掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

表紙と背表紙にはTILA教育研究所のマークも入れていただきました。

小学校編?…ということは、中学校編も出るの?…と思われるかもしれません。

その通りです。すでに中学校編を出すべく準備は始まっています。ご期待ください。

amazonのリンク

TILA教育研究所からの提案

【提案文】

安倍晋三首相は、新型コロナウイルスの感染者が急増していることを受け、緊急事態宣言を発令する意向を固めました。学校現場では、新年度の準備を進めていたところでしたが、予測不能の状況の中、授業開始の見通しもままならないのが現状です。東京のある中学校では、先生たちが、週に1回時間差で登校してくる生徒に対し、家庭学習の課題を準備しています。ドリルや復習問題など、課題の多くは、先生から生徒へ与えられるものばかりです。

このようなときだからこそ、生徒の『問う力』のセンサー磨きをしてみませんか?

ここで紹介する『探究ワークシート』を活用すれば、今後の授業の導入や主体的対話的で深い学びの準備体操にもなります。先生は不思議のタネを蒔くだけです。不思議のタネについてはTILAのHPの『問いを創る授業』でも説明してありますので、ご参照ください。

『探究ワークシート』は下のリンクからダウンロードできます。どうぞご自由にお使いください。

【重要】新型コロナウィルス流行に伴う研修会中止のお知らせ

 皆様ご存知の通り、新型コロナウィルスの流行に伴い、スポーツの試合、イベント等の中止、大型娯楽施設の休園が行われています。また、学校においては、政府から臨時休校の要請があり、各地で臨時休校が行われます。大学ではすでに学位記授与式の中止が決定されているところもあります。

 TILA教育研究所では、先生方に新学期にぜひ役立てていただきたいと3月29日に「新学期直前の一日研修会」を予定しておりました。すでに参加の申し込みをいただいた皆様の中には高知市内だけでなく、宮城県、宮崎県、広島県、三重県など遠方からお申し込みをいただいた方もいらっしゃいます。なんとか中止せずに実施できないか検討して参りましたが、臨時休校の体制が地域によって異なることや高知県内にも感染者が出たと言うニュースを受け、今回は研修会を中止させていただくことにしました。 お申し込みいただいたみなさまには大変申し訳ありませんが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。

4月以降の研修会については、コロナウィルスの状況を見ながら改めてお知らせいたします。みなさまもご健康には十分ご注意ください。              TILA教育研究所 一同

Web上シェアリング2月6日問いを創る研修会

※今回の研修について、ご意見や感想をお聞かせください。
○「不思議のタネ」については頭の中に巡らせるたびに難しさとわくわくと生みの苦しみのようなモンモンが続きます。今日の研修のタネは日頃つぶやいているような内容なので、あまりモンモンしない所にもたくさんタネがあるのだろうなとあらためて感じました。「疑問形にするとその人の問いだから言い切る」という所が、「そっか!」と思いました。教科横断的な発想がチームをつなぐと思いました。体感できるワークは実感できて楽しかったです。
○最初は何を書いていいかわからなかったですが、話し合って他の人と話していけるのが楽しかったです。不思議のタネの作り方が難しかったです。
○この問いを創るにあたり、単元目標を達成できるような問いになるようにすればいいと気付かされた。どうしても導入部分の興味・関心を喚起させるものだと思っていたのでスッキリしました。というのも、問いを切り捨てていって1つに絞ると言う考えがあったからです。今回のような、全てを包括するような問いを創る、つまり生徒みんなの「なぜ?」「何?」を単元を通して解決していける大きな問いをつくればいいのだと言うことが分かったからです。さらに、分類していくことを子ども自身にさせる、ということにハッとさせられました。ありがとうございました。
○今までやりたいと思いながら、なかなかハードルが高く感じていましたが、今日実際にやってみて、できそうな気がしてきました。来るたび、理論や方法がブラッシュアップされて、より実践しやすいものになっているのも魅力です。次を楽しみにしています。
○石黒先生にお会いできて嬉しかったです。やさしい語りとやさしい笑顔につつまれる感じがとても居心地がよかったです。ありがとうございました。グループでいろんな、自分が思ってなかった問いが出てきた時、やっぱり人と学ぶのはおもしろいと思えました。自分たちのグループから出たものでなくても内容に近いところがあるので、心にうかんだことが全て話せて聞いてもらえて、大事にしてもらえて嬉しいという思いがありました。
○初めて問いを創る授業の研修に参加させていただきました。理科の授業でやったら、とても面白い問いが出てきそうでワクワクしました。すべての子どもに学びがあって大切な体験ができるところもすばらしいですね。今日はありがとうございました。
○問いを創る授業の楽しさを実感することができました。学習が苦手な子も得意な子も同じ土俵で学ぶことができる貴重な時間になると思いました。人と学ぶことの楽しさを感じることができるし、考えたくなる子どもを育てることにつながる授業のあり方だと確信できました。不思議のタネの創り方も学んでいきたいと思います。
○実際にやってみると、どんなことでもワクワクしますね。疲れもふっとんで楽しい学びとなりました。出版が待ち遠しいです。
○「問いを創る授業」というテーマでの学習、短い時間の中でわくわくしながら学ばせていただきました。社会科や理科の単元、総合的な学習の時間の中で単元が思い浮かびましたが、国語や算数でもできるとお聞きし、オールマイティかと思いました。どこかの単元の隙間に入れることもできるし、自分の考えることを表出(メモや発言)できることが楽しくて魅力的だと思いました。ありがとうございました。
○問いを創る授業を前からやってみようと思っていましたが、どういうふうに進めていけばよいのか、自分自身の理解ができておらず実践までいっていませんでした。学級や道徳でやってみようと思いました。ありがとうござました。
○「問いを創る授業」の体験ができてよかったです。予想外に(すみません)、楽しい時間でした。いざ自分が授業する立場になると、まだまだハードルが高い(子どもが納得いくように整理していくのが難しそうです。)というのが実感ですが、勉強していこうと思います。ありがとうござました。
○初めて参加させていただきました。演習の中で感じた、仲間と関わることで広がる考えや、気づかなかったことに気づく発見、考えることのワクワク感などを大切にした授業をめざして、ぜひ、取り組んでみたいと思いました。ありがとうございました。

※今後どのような研修を受けてみたいと思いますか?
□問いを収束させるに当たり、ひまわりツールが見えにくいことから、これから全国の先生方がどのような工夫をされるのか知りたいです。特に、来年度から新学習指導要領全面実施に伴い、ICTの活用がどうなされていくのか楽しみです。
□理論と実際の体験のあるこのような研修にまた参加させていただきたいです。
□学習であれば何でも…。いろいろ知ることが楽しいので、よろしくお願いします。
□今日、映像で見せていただいたように、実際の様子を、もっと観せていただきたいという気持ちになりました。